カードワースシナリオ感想3(短編シナリオ)

「熊と蜂蜜」(あめいぬ様)

物好きなお金持ちの依頼で蜂蜜を取りに行くシナリオです。
良質な蜂蜜の採れる森には凶暴な人食い熊がいて、それが依頼の障害となって立ちふさがります。
熊の中は「プカテック」。
普通のシナリオだったら、対象レベルで挑むと問題なく倒せるぐらいの戦闘バランスになりがちだと思うのですが、このプカテックはとにかく強いんですよね。

もちろん逃走も可能です。この逃げるルートがまた作り込んであって、こちらが本来のルートなのではないかと思ってしまうほどです。
当然、逃げたら経験点は入らないんですけどね。
でも、冒険者たる者、時には退く勇気も必要でしょう。
またこのシナリオは、調査役が「近くに熊の気配はありません」と言ってるのに、次のエリアで確定で熊と鉢合わせるのも演出として面白いと思います。

高い完成度でありながら、クセがなく誰にでもおすすめできるシナリオだと思います。
未プレイの方はぜひ遊んでみて下さい。
(2024/5/28)
「Killer Queen」(七四.三様)

蜂が巣を作った空き家から、依頼人の日記を回収するシナリオです。

蜂の群れとまともに戦うと苦戦は必至で、頭脳プレーが求められます。
とあるアイテムを同じ場所から2回取らないといけないのがポイントですね。
普通は1回調べたら「もうここには何もないだろう」と思ってしまうので……。
あと冒険者どうしの雑談も楽しいですよ。

とても丁寧に作られたおすすめ良作短編だと思います。
今でもVectorから入手可能です。
(2024/5/28)
「チキンイーター」(三升様)

養鶏場のニワトリを何者かが食い荒らしているのを何とかしてほしい、という依頼のシナリオです。

このシナリオ、結末は大きく分けて3つあるようですね。
ひとつは事件の元凶に逃げられる結末。
もうひとつは、事件の元凶を排除(力ずくで倒すか策を用いるか)する結末。
さらにもうひとつ、事件の真相を解明する結末。

私は最初遊んだ時、策を用いて元凶を排除したのですが、クーポンが○エンドになっていたので、◎エンドがありそうだなと思いリトライしました。
ただ、結果的には自力で◎エンドを見つけることは出来ず、エディタを見てしまいました。
まあ、このシナリオの場合、○エンドでも別に後味が悪いとかはないんですけどね。◎エンドなら報酬が上がるということもありません(アイテムはもらえますが)。
ただ、条件の厳しい連れ込みNPCを連れ込みたくなるようなもので、◎エンドがあったら見たくなってしまうんですよね。

またこのシナリオは、策略ルートなら参謀PCが活躍できるし、真相解明ルートなら盗賊PCが活躍できます。
盗賊PCが活躍するのは個人的には嬉しいです。
シンプルな作りの中にも奥深さがあって、楽しめました。
(2024/5/13)
「猛獣騒動」(七四.三様)

森に囲まれたタニン村。その森に凶暴なイノシシが住み着いてしまい……。
という設定のシナリオです。

ハンドルネームは「ななしさん」とお読みするんでしょうかね?
シナリオのリードミーに書いてありますが、したらばのカードワースコミュニティの協力で作られたシナリオみたいですね。
この作者様が現役だった頃、私はまだカードワースをやっていなかったのですが、そういうコミュニティがあったのでしょうかね。

さて。このシナリオは村で情報を集め、森でイノシシを退治するという、オーソドックスな退治シナリオです。
最大の特徴は、ランダム性があることだと思います。
このシナリオ何度か遊んだのですが、たとえば情報収集パートで出てくる村人が一部を除いてランダムなんですよね。
さらにボスのイノシシと戦うのに待ち伏せをする必要があるわけですが、待ち伏せしたからといって必ずイノシシが現れるわけではない。
このランダム性が、このシナリオの面白いところだと思います。

入手はVectorからまだダウンロードできます。
(2024/5/12)

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